西国三十二番札所 繖山 観音正寺 コース・参拝所要時間・御朱印

観音正寺 参道
観音正寺 参道

【読み方:きぬがさざん かんのんしょうじ】滋賀県近江八幡市 寺

 今回は、観音正寺についてブログりたいと思います。西国三十三所の三十二番札所です。以下に示す行程の行先になります。

 残りあと2つということになりましたが、意外にも終わったというか達成した感じはあまりありませんでした。おそらくですが、今まで参拝したお寺にまた行きたいという気持ちもあるので、そのせいかもしれません。

 長命寺からは行きと違いバスなども時間にゆとりがあったので、焦らずにいけました。能登川駅に着くとすでに八日市行きのバスがあり、クーラーを効かせてくれていて出発時間まで快適に過ごせました。バスは発車時刻の1分前くらいまで待っていないことが多いイメージですのでありがたかったです。

 私は基本的に公共交通機関のみを使った参拝ですが、公共交通機関しばりで考えると、おそらくここが1番の難所なのではないかと思います。車で行くと近くに駐車場がありますので、そんなに大変ではないと思います。公共交通機関での巡礼の難所順位は、1番:観音正寺、2番:施福寺、3番:松尾寺といったところではないでしょうか。

 観音寺口のバス停で降りると、案内が出ているのでその通り進んで行きます。住宅街を歩いていくと大きな神社に行き当たります。せっかくなので参拝しました。大変立派な神社なのですが、神職の方が常駐していないみたいで御朱印はいただけませんでした。

 この神社の脇に観音正寺へと続く参道といいますか山道の入り口があります。動物よけで柵がしてありますが、キーリングがかかっていて自分でかけ外しするようになっています。しっかりと柵にリングをかけて戸締りを確認していざ、登っていきます。

 ほとんど人が通っておらず、うっそうとした道にはクモの巣がかかっていたり、木々が生い茂っていたりしていました。傾斜もそこそこあって、長命寺の疲れのせいかわかりませんが、半分くらいでかなりばて気味になりました。途中の展望台で絶景を眺めながら少し休憩して、気合を入れなおして登りました。なにぶん、初めてなのでどれくらいの距離があるのか今はどの辺まで登ってきたのかが分からなかったので、疲れがさらに増しました。駐車場からお寺までの平坦な道に合流してようやくゴールが見えて、ホッとしました。そこからしばらくゆったり歩くと仁王像が見え、拝観受付を済ませることができました。

 神社に参拝したりして、行きに時間をかけたせいか帰りはバスの時刻ぎりぎりの状態でした。逆算して登りと同じくらいの時間だと間に合わないくらいでしたので、足場はよくないので捻挫に気を付けながら、少し駆け足で下りていきました。道がわかったせいか帰りはとても早く行けたような気がしました。それでも、神社前からバス停までは走りました。着いて少ししたらバスがやってきて何とか乗ることができました。疲れていたせいか逆の車線でバスを待っていたので、危うく乗り過ごすところでした。

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スケジュール・行程・コース(R1.8.13)

    大阪     ⇒ 近江八幡  JR
  9:27 近江八幡     ⇒ 近江八幡駅前 徒歩
  9:30 近江八幡駅前 ⇒ 長命寺    西鉄バス
  9:52 長命寺
10:50 長命寺    ⇒ 近江八幡駅前 西鉄バス
11:18 近江八幡   ⇒ 能登川    JR
11:45 能登川    ⇒ 観音正寺口  西鉄バス
11:56 観音正寺口  ⇒ 結神社   徒歩
12:00 結神社
12:04 結神社    ⇒ 観音正寺  徒歩

12:28 観音正寺      今回の記事

13:03 観音正寺   ⇒ 観音正寺口  徒歩
13:26 観音正寺口  ⇒ 八日市    西鉄バス
13:40 八日市    ⇒ 太郎坊宮   徒歩
14:00 太郎坊宮
14:50 太郎坊宮   ⇒ 太郎坊宮前  徒歩
15:14 太郎坊宮前  ⇒ 大阪     近江鉄道

御本尊(ご利益)、交通アクセス、拝観料、参拝所要時間、御朱印帳、境内図

○御本尊
  千手千限観世音菩薩(せんじゅせんげんかんぜおんぼさつ)
○交通アクセス(主観なのでガイドと違います)
  西鉄バス 観音正寺口バス停から徒歩30分ほど
〇拝観料
  500円
  内陣300円
○参拝所要時間
  20分ぐらい(御朱印待ち時間は除く)
 (参拝速度は早目で摂末社の省略が多いです)
  内陣拝観 +10分弱
〇御朱印帳
  あり 1種類 1000円
  サイズ:失念しました。小判だったかと・・・
〇境内図

観音正寺

仁王像
仁王像

 仁王像が両側でにらみを利かせている向こうに本堂が見えています。途中、手水舎や如来像などがあります。

岩場

 本堂は正面からでなく右側からぐるっと回って上がるようになっています。右側には切り立った岩場が一面に広がっており、岩の上には所々、観音像が祀られています。岩場の前には弁天堂があり、良縁成就の御利益があるそうです。

本堂
本堂

 向かって右手から本堂へ上がると正面のところに塗香がありますので、手を清めてから外陣へと入ります。入るとすぐに大きな柱が3本並んで据えられています。真ん中だけ少し色が違っています。左手は授与所になっており、右手はお守りやいろいろな授与品が並べられています。大きな香木もあり、さするといい香りが手に移って手もいい香りがしました。

 参拝した後、内陣の特別拝観もできる案内を見つけたので申し出ました。すると、お寺の方が説明付きで案内してくださいました。まず、内陣の入り口へと行き願掛けの紐をかけてくださいます。常につけたままで日常を過ごして、自然に切れたら願いが叶うとのことでした。その後、先ほど触れました色違いの柱について説明してくださいました。お堂は御本尊も含めて火事により焼失してしまっており、授与所側の柱は建て直したときの柱で新しいものだそうです。真ん中の色違いの柱は、施無畏の柱といいます。以前の本堂横に楓の木が植えられていて、本堂が火災にあった際にこの木が火の広がりを防いでくれたおかげで山火事にならずに済んだということです。そして、その木を使って柱にしたところ節が三十三個あったそうです。西国巡礼の三十三とぴったりだということで、抱き着いたり触れたりして御利益を得るとういことです。楓を伐採した後が本堂に入ってくるところで分かります。石畳が敷いてありますが本堂との間に隙間ができています。そこが楓のあった名残だそうです。

 内陣前に戻ってきて先ほどの香木についてもお話くださいました。御本尊を新たに造る際に使う香木が日本でなく、仏教発祥の地のインドから輸入する必要があったそうです。ですが、輸入の制限があって手に入れることができない状況にありました。当時の御住職はこれにめげず、インドへ渡りお願いをしたそうです。断られても断られてもお願いに行き、ついに5度渡印した際に思いが実を結んだそうです。そして、現在の立派な御本尊ができあがったということです。

 いよいよ内陣へと入ります。内陣に入ってぐるりと御本尊の後ろを回り反対へと移動します。そして、手のひらほどの散華をくださいます。これでもって御本尊のお体をお身ぬぐいするそうです。手にはいろいろな仏具を持っていらっしゃり、それぞれに意味があるそうです。説明を終えると後は、心ゆくまで参拝してくださいと言って出て行かれました。

 いざ、御利益にあやかるように1つ1つの仏具やおひざなどをお身ぬぐいし、真横からじっくりと御本尊を拝観して心ゆくまで参拝できました。時間を忘れてしまって帰りのバスはぎりぎりになってしまいましたが、大変良い時間を過ごさせていただきました。

 ほとんどの方は申し出ていないようでした。御朱印の志納料ほどの金額でこれほどしていただけるのでぜひ拝観した方がよいと思いました。

巡礼スイーツ

境内での販売はなかったので購入していません。

御朱印、御詠歌、散華

観音正寺 御朱印 大悲殿
観音正寺 御朱印 大悲殿
観音正寺 御詠歌
観音正寺 御詠歌
観音正寺 散華

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